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情報社会論2013

情報社会論〜超効率主義の構図〜

_ ねらい

年功序列・学歴主義・業績主義(メリトクラシー)の崩壊のあとに台頭してきたのは,効率主義である.つまり,国内の工場で長い年月と労力をかけてしかも高い賃金を支払わなければいけない熟練工を育てるよりも,安い賃金で雇えるならばよその国から優秀な熟練工を連れてこよう,あるいは工場ごと海外に移動し低コストで世界相手に大量に製造 していこうという発想である.学歴も業績も問わない,即戦力となる人材が可能な限り低コストでほしい,ルーチンな作業をこなすのは高いコストのかかる正社員でなく作業量に応じて調整のきく非正規の社員で補いたい,幹部候補として育てるためには途中で退職する可能性が低く育てた後も長く貢献してくれるできるだけ若い人材の方がいい. このように現代の日本社会は,低コスト高効率を極限まで追求しようとする傾向が非常に顕著であり,この傾向を超効率主義と命名しており,超効率主義の構図について議論する.

  • 到達目標 情報社会の構造や様々なメディアのメリットとデメリットを知る。
  • キーワード 情報社会、超効率主義、情報モラル、Web2.0
  • 授業の方法 情報社会の構造や様々なメディアのメリットとデメリットについて考え,プロジェクト学習を行う.
  •  大学でマイクロバスのチャーターができた場合には,全員で情報化社会に関わるイベント等の見学に出かける場合もある.プロジェクトの内容によっては,グループ単位で見学に出かける場合もある.

_ 日程

  • 第1回(4/12)  オリエンテーション。第1章の講義、バーチャル版ムラ社会の誕生
    • 現代社会に関するビデオを見て、情報社会で生きるわれわれ自身について、そしてわれわれのなすべきことについて話し合う。
  • 第2回(4/19)  第1章の講義、情報発信者の多様化とそれに伴う情報の価格破壊
    7テーマのうちいずれかを選び、グループごとに企画書を作成する。
    • 書式<−新しいウインドウで開いてから、xlsを右クリックし保存を選び、自分たちのチーム名にファイル名を変更してから記入に取り掛かる。
  • 第3回(4/26) よい企画書とは何か。企画書の発表と相互評価を行う。発表者以外は、採択者の立場に立ち、「他者の視点と自己の視点の違いを知ること」をねらいとする。
  • 第4回 第2章の講義、情報社会の進展に伴う社会構造の危機。(5/17)
  • 第5回 第3章、第4章、教科書内のデータに関して、最新データとの違いを見つけ、変化した理由、変化しなかった理由を考える。(5/24)
  • 第6回 グループプロジェクト推進チームは、実現に向けての一人ひとりの小目標を決め、一人1分程度で発表し、質疑応答を行う。(5/31)
  • 解体チームは、情報社会における変化に関して各自問題意識を持つテーマを決め,テーマと理由を一人1分程度で発表し、質疑応答を行う。
  • 第7回〜第12回(6月) プロジェクトの実施と、結果の分析と、報告書作成
  • 第13回〜第15回(7月) 課題の発表とまとめ(視野を広げるための内容)
    • ※7月5日は休講です.
  • 7月13日の予定 8:50 大学に集合・出発 17時頃到着
    • 活動内容:震災から2年4ヶ月経った被災地を見学し,社会の進展をテーマにWebページにまとめる(パワーポイントでまとめ,それを公開する)。漠然と見るのではなく,テーマを決める。
      • テーマ例:「被災地の情報通信の普及について」などであれば,Wifi機などを持参し,電波状況を調べ,写真と一緒に状況をまとめる。
    • 持ち物:筆記用具,カメラ,ビデオ(あれば),録音機(あれば),ゴミ袋,お茶など各自必要と思うもの
      • テーマは7月12日に確認します。
  • 提出日:7月26日(金) いずれもデータで提出します。ファイル名は、「学籍番号_名前_自分の視点を要約した単語」
    • PPT:各自が決めた視点でとった被災地の写真と、それぞれの写真の説明(Web公開しますので、公開に適した内容で。)
    • 感想:震災から2年4ヶ月経った被災地を見学した感想。

_ 被災地の見学を通して、社会の変化についてまとめた課題

_ 【成績の評価】

  1. ジニ係数など教科書課題 20点
  2. プロジェクトの計画書 10点
  3. プロジェクトの実施 10点
  4. プロジェクトの結果の分析 20点
  5. プロジェクトの報告書 20点  
  6. 発表 10点
  7. ポートフォリオ、学習履歴図 10点
  • twitterでつぶやくときのルール。
    • #isociety(Information societyの略)を、つける。
  • twitterやfacebook、その他のソーシャルメディアで発言するときのルール。
    • 参考にした文献がある場合は、必ず出典(URLや書籍名)をつける。
    • 意見を述べるときは、なぜそう考えたのか、必ず理由をつける。
  • プロフィールには、情報社会について、自分が関心を持っていることやそのキーワードも追記しておくこと。

_ 【テキスト】

『情報社会論〜超効率主義社会の構図』北大路書房 (2007).

_ 【参考書】

『「誰でも良かった殺人」が起こる理由 ― 秋葉原無差別殺人事件は何を問いかけたか』日本標準ブックレット(2008)
『ケータイ不安〜子どもをリスクから守る15の知恵』NHK出版生活人新書(2008)
『現代のエスプリNo.492 ネットジェネレーション バーチャル空間で起こるリアルな問題』至文堂(2008)
『ネットジェネレーションのための情報リテラシー&情報モラル〜ネット犯罪・ネットいじめ・学校裏サイト』 大学教育出版 (2008).
『サイレント・レボリューション』 ぎょうせい(2006).
『実践情報モラル教育〜ユビキタス社会へのアプローチ』北大路書房 (2005).
『児童生徒が喜んで挑戦するコンピュータ課題集〜情報活用力の育成を目指す』明治図書 (2003).
『ポートフォリオで情報科をつくる〜新しい授業実践と評価の方法』北大路書房 (2002).

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Last-modified: Fri, 26 Jul 2013 16:19:01 JST (1582d)